中央アジア出身の20代男が自爆か ロシア地下鉄テロ[2017/04/04 11:45]

 ロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄で起きた爆破事件で、少なくとも11人が死亡しました。現地の報道によりますと、20代の中央アジア出身の男による自爆テロの可能性があるということです。

 3日午後2時半ごろ、サンクトペテルブルク中心部を走っていた地下鉄の車内で爆発があり、タス通信によりますと、これまでに11人が死亡、45人がけがをしました。
 現場にいた日本人駐在員:「地下鉄の出口は規制線が張られていて、周りは騒然としていた。地下鉄が完全に止まっていて、バスに乗って帰る人がすごい列になっていた」
 インタファクス通信は、捜査当局が23歳の中央アジア出身の男がバックパックで爆発物を運び、自爆した可能性について調べていると報じました。この男はシリアのイスラム過激派と関係しているとみられています。また、事件が起きた地下鉄とは別の場所で見つかった爆発物を分析した結果、中に金属片を入れて殺傷力を高めていたということです。

こちらも読まれています