米中外交トップが朝鮮半島情勢について電話会談[2017/04/16 21:43]

 中国の国営メディアは、中国とアメリカの外交トップが16日に電話会談を行い、朝鮮半島の情勢について意見交換したと伝えました。

 国営新華社通信によりますと、中国の外交トップ・楊潔チ国務委員とアメリカのティラーソン国務長官が16日に電話会談を行い、朝鮮半島の情勢について意見を交わしました。北朝鮮が15日、大規模な軍事パレードを行ったほか、16日朝にミサイルを発射し、さらなる核実験の兆候を見せている一方で、アメリカが朝鮮半島近海に空母を派遣するなど緊張状態が高まっています。米中の両外交トップは電話会談で、事態の沈静化に向けて議論したものとみられます。また、今月初めに行われた習近平国家主席とトランプ大統領の首脳会談で合意した米中の協力と関係の強化をさらに進めていくことでも一致したということです。

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