八田与一氏の銅像を破壊 元台北市議が警察に出頭[2017/04/18 05:57]

 「台湾で最も尊敬されている日本人」といわれる八田与一氏の銅像が壊されているのが見つかり、台湾の元市議が犯行を認めました。

 八田氏は日本統治時代にダム建設などで貢献し、台湾南部の台南市には銅像が設置されていますが、16日に銅像の頭部がなくなっているのが見つかりました。これについて17日、元台北市議の男性が「日本統治時代の日本人が台湾で評価されているとは認められない」として警察に出頭しました。警察は元市議を逮捕せず、捜査を進めるとしています。一方、台南市は「八田氏の命日にあたる5月8日までには銅像を修復するよう管理会社に依頼した」と発表しました。

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