「最も危険な国」ペンス氏空母演説で北朝鮮強く牽制[2017/04/19 11:45]

 日本を訪れているアメリカのペンス副大統領は横須賀基地で演説し、「戦略的忍耐の時代は終わった」と述べ、核やミサイル開発を続ける北朝鮮を強く牽制(けんせい)しました。

 ペンス副大統領:「北朝鮮はこの地域で最も危険で、差し迫った脅威だ。戦略的忍耐の時代は終わった。アメリカは同盟国とともに敵に立ち向かう」
 ペンス氏は、アメリカ海軍横須賀基地に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」を視察し、アメリカ兵らを前に演説しました。ペンス氏は、さらに「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と話し、北朝鮮に対して強い姿勢で臨むことを改めて強調しました。また、沖縄県の尖閣諸島に日米安全保障条約第5条が適用されることを明言したうえで、「アメリカはアジア太平洋地域の安全保障に深く関与する」として、日本と協力して地域の安定を目指す決意を表明しました。

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