“極右”ルペン氏伸び悩む 仏大統領選は決選投票へ[2017/04/24 10:30]

 フランスの大統領選挙は最新の開票結果が発表されました。注目の極右政党党首・ルペン候補は決選投票に進みましたが、無所属のマクロン候補に及びませんでした。

 選挙戦は4人の候補の大接戦でしたが、「親EU(ヨーロッパ連合)」を訴えた前経済相のマクロン氏がトップとなり、2位のルペン氏とともに決選投票に進みます。
 マクロン前経済相:「2週間後(決選投票)に大統領になる」
 国民戦線・ルペン党首:「この選挙で争点になっているのは、我々の文明を危機に陥れている野蛮なグローバリゼーションだ」
 今回の選挙戦では、脱EUや移民排斥を掲げるルペン氏がどこまで票を伸ばすかに注目が集まりましたが、最終盤で伸び悩みました。決選投票は来月7日に投開票されますが、現地メディアはマクロン氏の優勢を伝えています。

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