初の“中国産”空母が進水 就役は2020年ごろか[2017/04/26 14:55]

 中国が建造している初めての国産の空母が26日に進水しました。就役するのは2020年ごろになるとみられています。

 中国国営メディアによりますと、26日に進水した中国の新しい空母は、東北部の大連で2013年に建造が始まりました。中国初の国産の空母で、すでに就役している旧ソ連の船体を改修した空母「遼寧」をもとに設計されたとみられています。新しい空母の動力は原子力ではなく、通常型で、戦闘機が滑走して飛び立つ甲板は「スキージャンプ式」を採用しています。就役するのは2020年ごろになるとみられています。中国は「海洋強国」を国策に掲げていて、2隻目となる国産の空母の開発もすでに進めているとみられ、最終的には空母の4隻体制を目指しています。

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