米ロ首脳が電話会談 北朝鮮・シリア情勢を協議[2017/05/03 05:50]

 アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は、アメリカ軍がシリア軍の基地を攻撃してから初めて電話会談し、緊迫する北朝鮮やシリア情勢について協議しました。

 両首脳は2日に電話会談を行い、北朝鮮情勢について重点的な議論がなされ、プーチン大統領はトランプ大統領に抑制と緊張の緩和を求めたとロシア大統領府は発表しました。また、両首脳は、外交的な解決方法を見いだすために協力することを確認しました。シリア情勢については、ラブロフ外相とティラーソン国務長官が解決策を協議することで合意しました。ホワイトハウスによりますと、「停戦に向けて、すべての関係者ができる限りの努力をしなければならない」との認識で一致しました。また、7月にドイツで開催されるG20首脳会議で直接、会談を行う方向で調整を進めるということです。

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