アリタリア航空が再建断念で“破綻” 運航は継続[2017/05/03 08:01]

 イタリアの航空大手「アリタリア航空」が自主再建を断念し、事実上、経営破綻しました。当面の運航は継続するとしています。

 アリタリア航空は原油高などによる赤字が続いて2008年に一度、破綻して再建を目指してきました。しかし、その後も経営改善の見通しが立たず、大幅な人員削減案なども従業員側が拒否したため、自主再建を断念しました。アリタリア航空は日本の成田空港からローマとミラノへの直行便を就航させていますが、当面の運航は続けていくとしています。また、今後はイタリア政府が決めた管財人のもとで再生を目指しますが、事業を継続できるかどうかは不透明な状況です。

こちらも読まれています