ユナイテッド航空のCEO 議会の公聴会で謝罪[2017/05/03 07:21]

 アメリカで機内から乗客が引きずり降ろされてけがをした問題で、ユナイテッド航空のトップが議会の公聴会に出席して謝罪しました。

 連邦議会下院の運輸インフラ委員会で2日、ユナイテッド航空のオスカー・ムニョスCEO(最高経営責任者)は「3週間前、我々はひどい失敗を犯した」と改めて謝罪しました。乗客を引きずり出した一連の問題について「責任は自分にある」としたうえで、「これは我々の真の姿ではない。我々はもっと良い仕事ができる」と釈明しました。公聴会に出席したサウスウエスト航空はユナイテッド航空の事件を受けて、オーバーブッキングの仕組みを廃止したと説明しました。議員からは経営への悪影響を懸念する声も聞かれましたが、サウスウエスト航空は搭乗に関するトラブルを約8割、減らすことができると説明しました。

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