“乗客引きずり降ろし”航空会社CEOが米議会で謝罪[2017/05/03 11:58]

 満席の機内から乗客を引きずり降ろしてけがをさせた問題で、ユナイテッド航空のトップがアメリカの議会に出席して謝罪しました。

 ユナイテッド航空・ムニョスCEO(最高経営責任者):「ダオ医師と家族、すべての搭乗者、世界中の顧客と従業員に改めて謝罪します」
 ユナイテッド航空のムニョスCEOはアメリカ連邦議会下院の運輸インフラ委員会で、乗客を引きずり出した一連の問題について、責任は自分にあるとしたうえで「これは我々の真の姿ではない。我々はもっと良い仕事ができる」と釈明しました。一方、公聴会に出席したサウスウエスト航空はユナイテッド航空の問題を受けて、オーバーブッキングの仕組みを廃止したと説明しました。議員からは経営への悪影響を懸念する声も聞かれましたが、サウスウエスト航空は搭乗に関するトラブルを約8割、減らすことができるとしています。

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