フランス決選投票 パリなど厳重警戒の下まもなく[2017/05/07 11:54]

 フランスでは日本時間の7日午後から、次の大統領を決める決選投票が始まります。テロの可能性もあり、投票は厳重な警備のもとで行われます。

 先月のフランス大統領選挙1回目の投票の直前には、パリ中心部で警察官が銃撃されるテロが発生したこともあり、厳重な警備態勢が敷かれています。フランスがEU(ヨーロッパ連合)にとどまるかどうかが大きな争点で、「親EU」のマクロン候補とEU離脱などを訴えるルペン候補が激しい選挙戦を展開してきました。直前の世論調査ではマクロン候補が63%の支持を集めていますが、ルペン候補が当選すればフランスのEU離脱が現実味を帯びることになり、ユーロの下落など世界経済に大きな影響を与える可能性があります。即日開票され、日本時間の8日朝には大勢が判明します。

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