コミー長官解任 トランプ氏の主張にFBIが異論[2017/05/12 05:50]

 FBI(米連邦捜査局)のコミー長官が突然、解任された問題で、FBIの内部からトランプ大統領が主張する解任理由とは異なる見解が示されました。

 トランプ大統領やホワイトハウスはコミー長官の解任について、大統領選挙中のメール問題への対応などでFBIの内部でも信頼を失っているとしていました。しかし、FBIのマッケイブ長官代行は11日、上院の特別委員会にコミー長官の代わりに出席し、「信頼を失っていなかった」と証言しました。
 FBI・マッケイブ長官代行:「コミー長官を本当に尊敬していた。彼の注目すべき能力や誠実さに最大限の敬意を持っている。彼と一緒に働いたことは私の人生で最も偉大な名誉だった」
 また、トランプ陣営とロシア政府の関係について、今後も捜査を続ける意向を明らかにしました。

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