北朝鮮大使“米に対抗”強調 「いつでも発射可能」[2017/05/16 08:00]

 中国駐在の北朝鮮大使が緊急記者会見し、北朝鮮が14日に大陸間弾道ミサイル「火星12」を発射したことについて「アメリカに対抗するための正常なプロセスだ」と強調しました。

 北朝鮮・池在竜(チ・ジェリョン)駐中国大使:「(我々のミサイルは)米国とそれを追従する勢力による核の脅威と恫喝(どうかつ)に対抗し、(核開発と経済発展を同時に進める)並進路線を貫くための正常なプロセスだ」
 北朝鮮の池大使は「我々のミサイルは首脳部の決心でいつでもどこからでも発射できる」とも述べ、アメリカ側を牽制(けんせい)しました。トランプ大統領との直接対話の可能性については回答を避けました。また、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)新大統領については「誰が当選しても南北対話をしっかり実行するのが一番、大事だ」と述べ、韓国側との対話に期待感を示しました。

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