習主席“日中関係改善”に意欲 自民・二階氏と会談[2017/05/16 11:48]

 北朝鮮情勢が緊迫するなか、中国を訪問している自民党の二階幹事長は習近平国家主席と会談しました。習主席は日中関係の改善に強い意欲を示しました。

 (前田輔記者報告)
 会談を終えたばかりの二階幹事長による会談内容の説明の記者会見が始まりました。習主席と二階幹事長の会談は約15分間、行われました。
 中国・習近平国家主席:「両国が歩み寄って妨害を排除し、中日関係を正確な方向に発展させていくことを望みます」
 これに対し、二階幹事長は安倍総理大臣の親書を手渡したうえで、「日中が協力すれば何でもできるのではないかと自信を持てた。今回の訪問の最大の収穫だ」と話しました。また、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について「中国と協力して、連携して対応したい」と伝えたということです。これに対し、習主席から直接の言及はなかったということですが、二階幹事長は雰囲気は伝わったとしています。今後、北朝鮮に対して日中がどのように対応していくのか注目されます。

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