「台湾」の字入り中国反発 対日窓口機関が名称変更[2017/05/17 21:27]

 台湾の対日窓口機関「亜東関係協会」が、「台湾日本関係協会」に名称を変更しました。台湾の名称が入ったことに中国は反発しています。

 台湾の亜東関係協会は、1972年に日本と断交したことを受けて、日本との窓口になる機関として設立されました。台湾では、認知度の低さなどが指摘されていて、「台湾日本関係協会」への名称変更に踏み切ったということです。「今後、台湾と日本との関係をさらに発展させていきたい」としています。日本側の対台湾窓口機関だった「交流協会」も、今年1月に「日本台湾交流協会」と名称を変更しています。今回、日本と台湾の名称が入ったことに対し、中国外務省は17日の会見で、「二つの中国を作り出そうとするたくらみはきっと失敗する」と反発しています。

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