イランで「核合意」後、初の大統領選の投票始まる[2017/05/19 21:43]

 イランでは経済制裁の解除と引き換えに核開発の制限を受け入れた「核合意」後、初めてとなる大統領選挙の投票が始まりました。

 イランの大統領選挙は、アメリカなどとの核合意を主導するなど欧米に融和的な現職のロウハニ大統領と反米を掲げる保守強硬派のライシ師の事実上の一騎打ちで、現政権が進める国際協調路線の是非が争点となっています。当初はロウハニ大統領が優位とみられていましたが、強硬派が候補者をライシ師に一本化したため、接戦になっているとみられています。選挙の大勢は早ければ20日中に判明する見通しです。

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