世界規模のサイバー攻撃 北朝鮮が関与を否定[2017/05/20 07:08]

 北朝鮮の国連次席大使は、世界規模で発生した身代金要求型のコンピューターウイルスによるサイバー攻撃に北朝鮮が関与しているという疑惑について「馬鹿げている」と一蹴しました。

 北朝鮮、キム・インリョン国連次席大使:「馬鹿げている。奇妙なことが起きる度に故意に北朝鮮と結び付けるのは、アメリカなどのステレオタイプなやり方だ」
 北朝鮮のキム国連次席大使は、サイバー攻撃への北朝鮮の関与を否定しました。また、今後、トランプ政権が追加制裁を科すならば、「政権はその後の破滅的な結果について、全責任を負う必要がある」と警告しました。国連では今月初め、北朝鮮制裁決議の履行状況を調べている専門家パネルのコンピューターが電子メールによるハッカー攻撃を受けていたことが明らかになっています。国連は予防的な措置を取るとともに、北朝鮮の関与の有無について調べることにしています。

こちらも読まれています