北朝鮮発射のミサイル 500km余り飛行して落下か[2017/05/22 00:20]

 北朝鮮が21日午後4時59分ごろ、弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体1発を発射しました。14日以来、1週間ぶりの発射です。

 菅官房長官:「我が国としては、このような北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認できず、北朝鮮に対して厳重に抗議を行い、強く非難をした」
 韓国国防省の合同参謀本部によりますと、北朝鮮が21日午後、中西部の北倉(プクチャン)からミサイルとみられる飛翔体1発を発射しました。東に500キロ余り飛行し、日本の排他的経済水域外に落下したとみられます。韓国国防省は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)ではないとしています。北朝鮮は14日にも、西部の亀城(クソン)付近から中距離弾道ミサイル「火星12」を発射しています。ミサイル発射を受けて安倍総理大臣は、情報収集と分析に全力を挙げることや不測の事態に備えて万全の態勢を取ることなどを指示しました。そして、稲田防衛大臣らを集めて21日午後6時すぎからNSC(国家安全保障会議)を開き、対応を協議しました。

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