北朝鮮がミサイル発射 韓国新政権に揺さぶりか[2017/05/22 05:50]

 2週続けて日曜日の挑発です。北朝鮮は21日夕方、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しました。

 韓国軍によりますと、北朝鮮中部の北倉(プクチャン)付近から午後4時59分ごろ、弾道ミサイル1発が発射されました。ミサイルは最高高度560キロまで達し、東に向かって500キロ余り飛んで日本海に落下しました。韓国軍は今年2月に発射された新型の中距離弾道ミサイル「北極星2型」と似ているとしています。また、固体燃料を利用していて、発射が事前に察知されにくいといわれています。14日の中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射に続く今回のミサイル発射は、北朝鮮が核・ミサイル開発を続けていく強い意志を示したものとみられます。また、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足したばかりで、北朝鮮は南北関係の主導権を握る思惑もあるとみられます。

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