情報漏えい釈明、夫人には手つなぎ拒まれ…米大統領[2017/05/23 05:51]

 アメリカのトランプ大統領は訪問先のイスラエルでネタニヤフ首相と会談し、オバマ政権で冷え込んだ関係の改善で一致しました。

 (山下達也記者報告)
 トランプ大統領はイスラエル寄りの姿勢を鮮明にし、イスラエルの機密情報をロシアに渡したという疑惑を釈明する一幕までありました。
 トランプ大統領:「(ロシアに)決してイスラエルの情報だとは言っていない」
 イスラエルは、オバマ政権とイランの核開発を抑える合意を「生ぬるい」と批判してきましたが、トランプ大統領はイランを批判し、イスラエルの肩を持ちました。さらに、ユダヤ教の聖地である「嘆きの壁」を現職大統領として初めて訪れ、イスラエル重視を鮮明にしました。一方、歓迎式典の際にメラニア夫人につなごうとした手を拒絶され、仮面夫婦ではと地元メディアに報じられる一幕がありました。予測不能のトランプ外交はこの後、ローマ法王との会談やイタリアのG7サミットへの出席と続きます。

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