アラブ4カ国・カタール断交 米の中東戦略に影響も[2017/06/05 14:54]

 サウジアラビアなど中東の4カ国が同時にカタールとの国交を断絶すると発表しました。

 AP通信などによりますと、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、バーレーン、エジプトの4カ国は同時にカタールとの断交を発表しました。4カ国は外交官を帰国させたうえで、カタールへの航空便や船便なども止める予定だということです。断交の理由について、4カ国は「イスラム過激派への支援」としています。これまでもカタールはシリアなどのイスラム過激派への資金提供を指摘されてきましたが、関与を否定しています。カタールにはアメリカ軍が司令部を置き、1万人の兵士が駐留しています。今回の断交がアメリカ軍の作戦に影響する可能性もあります。

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