米高官「北の核搭載ミサイル、米国まで届く想定を」[2017/06/08 16:55]

 北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を続けるなか、アメリカ国防総省の担当者が「核を搭載したミサイルがアメリカまで届くという想定が必要だ」と危機感をあらわにしました。

 米国防総省ミサイル防衛局・シリング局長:「北朝鮮の核を搭載したICBMの射程には、今や米国も入ると想定しなければならない」
 ミサイル防衛局のシリング局長は、下院の軍事委員会の公聴会で「北朝鮮はこの半年間で技術的に進歩していて大きな懸念だ」と警戒しました。アメリカは先月、北朝鮮を想定したICBMの迎撃実験を成功させていて、シリング局長は北朝鮮の5、6年先の技術に対応できるように準備を進めていることも明らかにしました。

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