独・コール元首相(87)死去 東西ドイツ統一に尽力[2017/06/17 00:38]

 東西ドイツの統一の立役者とされるヘルムート・コール元ドイツ首相が亡くなりました。87歳でした。

 コール氏は1982年に旧西ドイツの首相に就任すると、1989年のベルリンの壁崩壊からわずか1年で東西ドイツの統合をまとめ上げました。その後、新生ドイツの首相を1998年まで務めました。政界引退後は表舞台に姿を見せることはほとんどありませんでしたが、2009年のドイツの世論調査では第2次世界大戦後、ドイツで最も重要な人物にも選ばれています。現在のメルケル首相を閣僚に登用するなど、政界で発掘したのもコール氏でした。日本には首相時代に何度も来日しています。

こちらも読まれています