核兵器禁止条約 被爆者が300万人署名を議長に[2017/06/17 09:01]

 ニューヨークの国連本部で核兵器禁止条約の制定に向けた交渉会議で、広島や長崎の被爆者が核廃絶を求める約300万人分の署名を議長に提出しました。

 核兵器禁止条約の制定と核廃絶を求める署名は、去年4月に被爆者団体の呼び掛けで始まり、296万人以上の署名が集まりました。広島や長崎の被爆者4人は16日、交渉会議を取りまとめるコスタリカのホワイト議長に署名の目録や折り鶴などを手渡し、核廃絶への思いを伝えました。また、長崎市から市長代理として交渉会議に参加している被爆者の朝長万左男さんが別所浩郎国連大使と面会しました。朝長さんは日本が交渉会議に参加していないことについて、被爆者の間に失望感が広がっていると伝えたということです。

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