サルマン国王の息子を皇太子に任命 サウジアラビア[2017/06/22 00:05]

 サウジアラビアのサルマン国王が、これまで副皇太子だった息子を皇太子に任命しました。国王の権力基盤を固める狙いがあるとみられています。

 サルマン国王は21日、甥(おい)にあたるムハンマド・ビン・ナエフ皇太子を解任し、息子のムハンマド・ビン・サルマン副皇太子を新たな皇太子に昇格させました。ムハンマド新皇太子は31歳で、現在は国防相を務めています。イランとの国交断絶や石油に依存しない経済を目指す計画「ビジョン2030」を作るなど、これまでサウジアラビアの内政だけでなく外交や安全保障を事実上、主導してきました。

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