米通商代表部「日本は牛肉などで譲歩すべきだ」[2017/06/22 11:49]

 アメリカ通商代表部のライトハイザー代表が議会で証言し、アメリカの貿易赤字削減のために日本は牛肉などの分野で譲歩すべきだと訴えました。

 ライトハイザー代表は対日貿易赤字に強い不満を示したうえで、「日本は牛肉などの分野で一方的に譲歩すべきだ」と証言しました。日本がアメリカ産牛肉に課している38.5%の関税の大幅引き下げが念頭にあるとみられます。また、離脱したTPP(環太平洋経済連携協定)について「復帰はあり得ない」と断言しました。そして、トランプ政権がTPPに代わる二国間協定の交渉相手を選んでいるところだと説明し、「日本には巨大な市場がある」と指摘しました。

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