鴻海会長「まだ可能性が」 東芝子会社の買収諦めず[2017/06/22 16:55]

 東芝の半導体子会社の売却を巡り、台湾・鴻海(ホンハイ)の郭台銘会長は、「まだ可能性はある」として買収交渉を続ける考えを示しました。

 鴻海は、東芝の半導体子会社「東芝メモリ」売却の入札に参加していますが、東芝は21日、国外への技術流出の防止などを理由に日米韓のファンドなどによる「日米韓連合」と優先的に交渉を進めると発表しています。郭会長は22日に開かれた株主総会で、「交渉は終わっていない。まだ可能性はある」と述べ、買収に向けて交渉を続ける考えを示しました。鴻海傘下のシャープの戴正呉社長も、「鴻海と東芝が組むのがいいと思う」などと話しました。

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