平昌五輪 北朝鮮の施設を利用する案を明らかに[2017/06/22 23:27]

 来年に行われる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックで韓国の閣僚が北朝鮮の施設を利用する案を明らかにしたことについて、北朝鮮のオリンピック委員会の幹部は韓国側と協議する考えを示しました。

 IOC(国際オリンピック委員会)、チャン・ウン委員:「(Q.平昌五輪の南北共同開催案をどう思う?)私がこれから(韓国)に行くから、まずは、どんな話か聞いてみる」
 平昌オリンピックを担当する韓国の閣僚は、北朝鮮東部のスキー場について「活用できる方法があれば活用したい」との考えを示しました。これに対し、北京で取材に応じた国際オリンピック委員会の委員を務める北朝鮮のチャン氏は、スキー場について「常にドアが開かれている」としました。しかし、平昌オリンピックでの活用案については「初めて聞いた話だ」と述べました。また、チャン氏は「南北2カ国で決めるものではなく、IOCの委員らで話し合うものだ」としました。チャン氏は、24日に開幕する世界テコンドー選手権に合わせて韓国を訪問する予定です。

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