米大学生死亡で北朝鮮外務省「誠意を持って治療」[2017/06/24 05:53]

 北朝鮮で拘束されて帰国後に死亡したアメリカ人大学生について、北朝鮮外務省は「誠意を持って治療した」とする声明を発表しました。

 アメリカ人大学生、オットー・ワームビアさん(22)の死亡を巡っては、アメリカ国内で北朝鮮への批判の声が広がっています。朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮外務省が23日に声明を発表し、ワームビアさんについて「人道的な見地から、アメリカに帰るまで誠意を持って治療した」と主張しました。拘束中に拷問で殴られたとする指摘についても事実無根だと反論しています。帰国後に急死したことは「我々も謎だ」などとして、責任を一切、認めない考えを示しました。

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