チェルノブイリにもサイバー攻撃 システム一時停止[2017/06/28 11:49]

 ヨーロッパ各国を中心に大規模なサイバー攻撃があり、ウクライナではチェルノブイリ原子力発電所にも影響が出ました。

 AP通信などによりますと、イギリスやオランダ、ウクライナ、ロシアなどで27日、大規模なサイバー攻撃があり、企業のウェブサイトが乗っ取られるなどの被害が出ました。特に、ウクライナではチェルノブイリ原発も攻撃を受けてコンピューターシステムが一時、停止し、放射線量のモニタリング作業を手動で行うなどの影響が出ました。政府や銀行、交通機関なども標的になり、預金の引き出しや地下鉄の乗車ができなくなるなど、市民生活に支障が出ています。攻撃の発信元は明らかになっていませんが、パソコンなどを乗っ取り、身代金を利用者に要求する「ランサムウェア」と呼ばれるウイルスが使われた可能性が高いとみられています。

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