韓国の慰安婦財団理事長が辞任 予算減など理由か[2017/07/27 23:50]

 2015年末の慰安婦問題を巡る日韓合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」の理事長が27日、辞任しました。

 「和解・癒やし財団」は、19日の理事会で辞意を表明していた金兌玄(キム・テヒョン)理事長が27日付で辞任したと発表しました。今年度からの予算カットなど、財団への逆風が理由とみられます。財団はまた、日本政府が拠出した10億円を財源にして、日韓合意の時点で存命の元慰安婦47人のうち36人の本人か遺族が現金支給を受け入れたことも明らかにしました。財団は28日で発足から1年となり、今後も「すべての被害者を記憶し、追悼する事業を提案していく」としています。

こちらも読まれています