正恩氏が戦死者墓参 発射警戒のなか2週間ぶり動静[2017/07/28 11:51]

 北朝鮮の金正恩委員長は、朝鮮戦争の休戦から64年の27日、戦死者が眠る平壌の墓地を訪れました。各国がミサイル発射への警戒を強めるなか、動静が確認されたのは2週間ぶりです。

 28日付の労働新聞には、神妙な面持ちで墓地を訪れる金委員長の写真が掲載されました。27日は、朝鮮戦争の休戦から64年で、金委員長は「戦士らが発揮した祖国守護の精神を継承していく」と述べたと伝えています。北朝鮮北西部の亀城(クソン)では、ミサイル発射実験の兆候が確認され、金委員長が立ち会っているという見方がありました。北朝鮮メディアが金委員長の動静を伝えたのは13日以来です。

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