従業員の体内にマイクロチップ 手をかざし商品購入[2017/08/03 11:51]

 アメリカ中西部のウィスコンシン州の企業が、従業員の体内にマイクロチップを埋め込む取り組みを始めました。

 ウィスコンシン州にある自動販売機の企業は1日、希望する従業員の手の甲にマイクロチップを埋め込む取り組みを始めました。この企業によりますと、アメリカの企業で初めての取り組みだということです。埋め込んだマイクロチップを使うことで、パソコンのログインや売店での商品の購入が手をかざすだけでできます。米粒ほどの大きさのマイクロチップはスウェーデンの企業が開発し、試験運用として提供されたものだということです。今回、従業員85人のうち約50人がチップの埋め込みに同意しましたが、一部の従業員からは「健康への影響をきちんと知りたい」といった不安を訴える声が上がっています。

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