壁はがれ屋根が飛ぶ 竜巻の通報遅れ被害拡大か[2017/08/08 11:57]

 アメリカ南部のオクラホマ州で竜巻が発生し、家屋などが倒壊したほか、少なくとも30人がけがをしました。

 オクラホマ州で6日、瞬間風速50メートル以上とみられる竜巻が発生しました。強風によって住宅の壁や屋根が剥がれ飛び、樹木が倒れて少なくとも30人が負傷し、このうち2人が重傷だということです。また、約1万7000世帯が一時、停電したほか、200棟以上の商業施設や住宅が倒壊しています。オクラホマ州では竜巻は春ごろに発生するのが一般的で、8月の発生は珍しいということです。現地メディアによりますと、アメリカ国立気象局が警報を出したのは竜巻が過ぎ去ってからで、サイレンも鳴らなかったということで、今後、批判を招きそうです。

こちらも読まれています