トランプ大統領 辞任相次ぐ助言機関の解散発表[2017/08/17 05:53]

 アメリカのトランプ大統領は、人種差別を容認するような自らの発言が原因で企業トップの辞任が相次いでいる大統領の助言機関を解散すると決めました。

 トランプ大統領は、ツイッターに「私は製造業評議会と戦略政策フォーラムを終わらせる」と書き込み、大統領に助言する2つの諮問機関の解散を発表しました。白人至上主義団体と反対派の衝突を巡り、トランプ大統領が白人至上主義者を擁護したことなどから、メンバーが相次いで辞任しています。トランプ大統領は当初、「代わりはいくらでもいる」と強気でしたが、辞任の流れが止まらず、存続を諦めました。諮問機関は雇用回復のためと位置付けていたもので、トランプ大統領にとって打撃となりそうです。

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