ミャンマー西部で25日、イスラム系少数派のロヒンギャとされる武装勢力が警察署など30カ所を襲撃し、合わせて70人以上が死亡しました。
ミャンマー政府によりますと、ミャンマー西部のラカイン州で25日、イスラム系少数派のロヒンギャとされる武装勢力が警察署など30カ所を相次いで襲撃しました。一連の襲撃で警察官と軍人ら12人が死亡し、武装勢力も59人が死亡したということです。ロイター通信によりますと、軍の関係者は「最初の襲撃は午前1時ごろ、警察署で起き、爆弾などを使って襲撃してきた」と話しています。ロヒンギャを巡っては、ミャンマーで迫害されているとの疑惑が浮上するなど、多数派の仏教徒との対立が続いています。
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