国際

2017年8月31日 11:45

韓国分析「故意に射程減らした」 追加発射を懸念

2017年8月31日 11:45

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 北朝鮮が29日に発射した中距離弾道ミサイル「火星12」について、韓国国防省は「最大射程5000キロを故意に半分ほどに減らした発射実験だった」という見方を示しました。

 韓国国防省は国会の国防委員会で、北朝鮮が29日に発射したミサイルに関する分析を報告しました。「北朝鮮は中距離弾道ミサイルを正常な角度で、半分ほどに故意に射程を減らして発射した」ということです。発射された火星12は最大射程が約5000キロですが、日本の上空を通過して太平洋に落下した29日の飛行距離は2700キロ余りでした。韓国国防省は「北朝鮮が今後、弾道ミサイルの追加発射や6回目の核実験をする可能性がある」と説明しています。

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