世界遺産修復の日本人教授に“アジアのノーベル賞”[2017/09/01 08:02]

 「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞に、カンボジアの世界遺産「アンコールワット」の修復に取り組んだ上智大学の石沢良昭教授(79)が選ばれました。

 この賞はフィリピンで国民の信頼が厚かったマグサイサイ元大統領にちなんで創設され、アジア地域の社会貢献などに功績を残した個人や団体に贈られます。今年は上智大学の石沢教授らが選ばれました。
 上智大学・石沢良昭教授:「(カンボジアの人と)一緒に直せる。元に戻す。また、文化遺産がその後も続くので、うれしく思っている」
 石沢教授はカンボジアの世界遺産「アンコールワット」の修復に尽力したほか、ポル・ポト派による大量虐殺などで失われた遺跡保護の担い手の育成に取り組んだことが評価されました。

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