「虐殺をやめろ」日本在住のイスラム系少数派がデモ[2017/09/02 05:55]

 ミャンマーで治安部隊とイスラム教徒のロヒンギャの武装集団が戦闘を続けるなか、日本で暮らすロヒンギャが非人道的な虐殺をやめるよう訴えました。

 日本には250人ほどのロヒンギャが暮らしています。都内で行われたデモには約50人が参加し、「罪のないロヒンギャの虐殺をやめろ」などと約1時間、声を上げました。
 ロヒンギャのデモ参加者:「(ミャンマーの地元には)お母さんがいます。お兄さんがいます。妹、お姉ちゃん、8人くらい家族がいます。すごい心配です」
 ミャンマー西部のラカイン州では先月25日から、治安部隊とロヒンギャの武装集団が戦闘を繰り返していて、これまでに400人近くが死亡し、約3万8000人が隣国のバングラデシュに避難したということです。

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