メキシコ南部の海上でM8.1 津波の恐れも…[2017/09/08 15:18]

 日本時間の8日午後、メキシコ南部の太平洋上を震源とするマグニチュード8.1の地震がありました。太平洋津波警報センターはメキシコ沿岸に3メートル以上の津波が到達する恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。

 アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の午後1時50分ごろ、メキシコ南部チアパス州沖の太平洋上を震源とするマグニチュード8.1の地震がありました。この地震で、ハワイにある太平洋津波警報センターはメキシコの一部沿岸に3メートル以上の津波が到達する恐れがあるとして、警戒を呼び掛けています。そのほか、中米のグアテマラや南米北部のエクアドルなど近隣の国々の沿岸にも30センチから1メートルの津波が到達すると予測しています。また、中米や南米の太平洋沿岸の広い範囲に加え、アメリカのハワイやグアムなどにも最大30センチの津波が到達する恐れがあるとしています。メキシコ沖ではこの地震の後も、日本時間の午後3時までにマグニチュード5前後の地震が少なくとも5回、連続して発生しています。アメリカ地質調査所は地震の規模を当初のマグニチュード8.0から8.1に変更しました。

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