メキシコでマグニチュード8.2の地震 58人死亡[2017/09/09 05:53]

 メキシコ南部の太平洋を震源とするマグニチュード8.2の地震は、これまでに58人の死亡が確認されましたが、まだ詳しい被害の状況は分かっていません。

 日本時間の8日午後2時前に発生した地震で、AP通信は、少なくとも58人が死亡したと伝えています。ただ、地元メディアは、倒壊した建物の下で生き埋めになった人がまだ多数いる模様だとしています。メキシコを襲った地震としては、この100年間で最も強い地震だったという報道もあります。震源に近い地域は、首都メキシコ市から1000キロほど離れていて、具体的な被害の状況はまだ分かっていません。この地震によって沿岸では1メートル20センチ程度の津波が観測されましたが、津波による被害も確認されていません。また、メキシコの日本大使館によりますと、日本人の被害の情報は入っていないということです。

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