メキシコ南部沖地震で死者60人 余震続き救助難航[2017/09/09 11:51]

 メキシコ南部で起きた太平洋を震源とするマグニチュード8.2の地震で、メキシコでは60人の死亡が確認されました。現地では余震が続き、救助活動は難航しています。

 ロイター通信によりますと、日本時間の8日午後に発生した地震で、倒壊した建物の下敷きになるなどして、メキシコでは少なくとも60人が死亡したということです。南部のオアハカ州では市庁舎が倒壊するなどの被害が出ました。まだ多くの人が倒壊した建物の下に生き埋めになっているとみられますが、余震が続いていて救助活動は難航しています。この地震によって、メキシコ南部では1メートル75センチの津波が観測されましたが、津波による被害は確認されていません。現地の日本大使館によりますと、これまでに日本人の被害情報は入っていないということです。

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