食糧や水…ロヒンギャ難民 配給を奪い合う[2017/09/21 10:31]

 ミャンマーのイスラム教徒「ロヒンギャ」が武力衝突によって隣国のバングラデシュに避難するなか、現地では支援物資を巡って難民同士で争いが起きています。

 先月のミャンマーの治安部隊とロヒンギャの衝突以来、隣国のバングラデシュには約40万人のロヒンギャがミャンマーから避難してきています。現地では食糧や水のほか、テントや医薬品が不足していて、難民たちは過酷な生活を強いられています。バングラデシュ政府は難民を適切に管理するため、正規の難民キャンプに移動させる措置を取っていますが、一部の難民は無許可で自ら山を切り開き、独自のキャンプを作っていて、政府は対応に苦慮しています。

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