「正義の核で対抗する」北朝鮮外相が国連演説[2017/09/24 11:51]

 北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相がニューヨークの国連総会で演説し、アメリカのトランプ大統領を痛烈に批判したうえで、「正義の核で対抗する」と攻撃も辞さない構えを示しました。

 北朝鮮・李容浩外相:「国際的正義が実現されない限り、力には力で立ち向かわなければならず、米国の核は正義の核攻撃で制するしか選択肢がない」
 李外相は23日、トランプ大統領が国連の演説で北朝鮮の金正恩委員長を「ロケットマン」と呼んだことについて、「常識と全うな精神状態を欠いている」と痛烈に批判しました。そのうえで、「トランプ氏が到底、責任を取れない災いを被るだろう」と核攻撃を示唆しました。韓国メディアによりますと、李外相はニューヨークにさらに数日、滞在し、国連関係者らに対して北朝鮮への支援を要請するとみられています。

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