ドイツ連邦議会選挙 メルケル首相4期目ほぼ確実[2017/09/25 05:50]

 24日に投票が行われたドイツの連邦議会選挙は、開票が始まりました。メルケル首相の与党が第1党を確保する見通しとなり、メルケル首相の4期目となる続投がほぼ確実になりました。

 現地メディアの出口調査によりますと、メルケル首相率いる「キリスト教民主社会同盟(CDU・CSU)」は33%前後の支持を集め、第1党の座を確保しました。第3党には、移民難民の排斥を訴える極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進して連邦議会に初の議席を獲得し、一定の発言力を持つことになります。メルケル首相の与党は過半数に届かないため、今後、連立相手を探すことになりますが、議席数が伸び悩んだこともあり、連立交渉は難航する可能性も指摘されています。

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