入国禁止令に“北朝鮮”を追加 トランプ氏が署名[2017/09/25 11:48]

 アメリカのトランプ大統領は、イスラム圏の国々に新たに北朝鮮などを加えた8カ国からの入国を禁止する新しい大統領令に署名しました。

 この大統領令は、シリアなどイスラム圏6カ国からアメリカへの入国を禁止する現在の大統領令の期限が切れるため、新たに署名されました。トランプ大統領はこれまでの6カ国に加え、挑発を続ける北朝鮮や政情不安が続くベネズエラを対象にしました。トランプ大統領は「大統領としてアメリカの安全と国益を守らなければならない」とコメントしています。入国禁止の大統領令は当初の案が激しい批判を受けたため、アメリカに親や子どもがいたりビジネスや教育で関係がある人の入国は可能になっています。トランプ大統領としては激しく対立する北朝鮮を対象に入れることで、世論の理解を得る狙いもありそうです。

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