米大統領の娘婿クシュナー氏、公務に私的メール使用[2017/09/25 14:55]

 アメリカのトランプ大統領の娘婿のクシュナー上級顧問が私的なメールアドレスを使って公務を行っていたことが分かりました。大統領が批判してきたヒラリー・クリントン元国務長官と同じ行為で批判を浴びそうです。

 クシュナー氏は大統領の娘・イバンカ大統領補佐官の夫で、ホワイトハウスで大きな影響力を持つとされています。ワシントン・ポスト紙などによりますと、クシュナー氏は政権移行期間中の去年12月に作った私的なメールアドレスを使って、今年8月までホワイトハウス高官や外部の関係者などとメールを交わしていました。クシュナー氏の弁護士が100通未満のメールのやり取りがあったと認めたということです。機密情報を扱っていたかは分かっていません。トランプ大統領は、大統領選の対抗馬だったクリントン氏が私的なメールアドレスを公務で使っていたことを激しく批判し、「牢獄に行くべきだ」と主張していました。

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