ノーベル平和賞受けNGO代表「政府は政策見直しを」[2017/10/07 11:53]

 ノーベル平和賞に決まった「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」の活動に参加する日本のNGOの代表が、核兵器禁止条約に署名していない日本政府に政策の見直しを求めました。

 ピースボート・川崎哲共同代表:「核兵器禁止条約ができたことを日本政府はしっかりと受け止めて、もう一度、自分たちの政策を見直すことになると思う」
 川崎氏は広島、長崎の被爆者を含め核廃絶を訴えていたすべての人に対する賞だと喜びを語ったうえで、日本政府の方針の見直しに期待しました。
 高見沢軍縮大使:「今までの状況は変わっていない。我々は方針をしっかり受け止めやっていく」
 核問題などを話し合う国連の会議に出席した日本の高見沢軍縮大使は、従来の主張を繰り返しました。

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