米がユネスコ脱退を表明 「反イスラエル的」理由に[2017/10/13 05:58]

 アメリカのトランプ政権は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「反イスラエル的な姿勢が続いている」などとして、ユネスコから脱退すると発表しました。

 ナウアート米国務省報道官:「反イスラエルの姿勢はユネスコで長い間、見られたが、終わらせる必要がある」
 アメリカ国務省によりますと、ユネスコからの脱退は来年末を予定していて、理由については「ユネスコは根本的な改革の必要があり、反イスラエル的な姿勢が続いている」としたほか、ユネスコに支払う分担金の滞納額が増えていることも挙げられています。アメリカはオバマ前政権の2011年から、パレスチナのユネスコ加盟に反対して分担金の拠出を凍結しています。ユネスコのボコバ事務局長は「教育への新たな投資が求められている時に脱退することは大変、遺憾だ」との声明を出しています。

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