「日米は金体制孤立に向け緊密に連携」 米副大統領[2017/10/17 11:46]

 麻生副総理とアメリカのペンス副大統領はワシントンで開かれた第2回日米経済対話で、北朝鮮の核・ミサイル開発に対して連携を強化していくことを確認しました。

 ペンス米副大統領:「北朝鮮の前例のない挑発に対し、日米は金正恩体制の孤立に向けて緊密に連携していく」
 ペンス副大統領はまた、トランプ大統領が来月5日からの日本訪問で、北朝鮮問題での日米連携強化のメッセージを伝えると述べました。一方、CNNは、北朝鮮の政府関係者がアメリカの東海岸に届くミサイルを手に入れるまで対話に興味はないとの認識を示したと報じました。この政府関係者はトランプ政権との外交を否定しないとしながらも、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を優先させる姿勢を強調したということです。そのうえで、政府関係者は今後、必要な段階として「地上での核爆発」と「最低でもグアムまで届くICBMの実験」を挙げました。これらの実験は、米韓合同軍事演習や来月のトランプ大統領のアジア歴訪に合わせて実施される恐れがあるということです。

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